FAQ
Q
コーヒー豆の保存方法を教えて下さい
A
美味しい豆を最後まで楽しんでいただくためのコツは、実はとってもシンプルです。
「コーヒー豆は生鮮食品」と考えて、この3つだけ意識してみてください。
1. 「4つの敵」から守る
豆は**「空気・光・暑さ・湿気」**が苦手です。
これらに触れると、香りがどんどん逃げてしまいます。
2. 飲み切るまでの「場所」選び
どれくらいで使い切るかで、置き場所を変えましょう。
1〜2週間で飲むなら: キッチンの日の当たらない**「涼しい棚」**へ。
それ以上かかるなら: 迷わず**「冷凍庫」**がおすすめです。
3. 保存の「形」
理想は「豆」のまま: 粉にすると、あっという間に味が落ちてしまいます。飲む直前に挽くのが一番のごちそうです。
容器: 買った時の袋のまま、ジップロックや密閉缶に入れて空気を抜いておけば完璧です。
💡店主からのワンポイントアドバイス
「冷凍した豆を使うときは、使う分だけサッと取り出して、残りはすぐに冷凍庫へ戻してくださいね。結露(水滴)がつかないようにするのが、美味しさを長持ちさせる一番の秘訣です。」
Q
コーヒー豆を長期保存する場合はどうすればよいですか?
A
一番確実で簡単な方法をまとめてお伝えします。
1. 保存は迷わず『冷凍庫』へ
2週間以上かけて飲むなら、冷蔵庫よりも冷凍庫がベストです。
・小分けにする:1回分ずつラップで包んでおくと、空気に触れず劣化しません。
・光とニオイを遮断:ジップロックなどに入れて、しっかり空気を抜いて密閉するのがコツです。
2. 淹れるときは『凍ったまま』でOK!
💡ここが一番のポイントです。
・解凍は不要:冷凍庫から出したら、結露する前にそのまま即ミルへ入れてください。
・粉が綺麗に揃う:凍った豆はパリッと均一に挽けるので、雑味のないクリアな味になります。
3. お湯は『気持ち熱め』で
粉が冷たい分、お湯の温度が下がりやすいです。
・器具を温める:ドリッパーをしっかりお湯通しして温めておくと、香りがパッと開きます。
・残りはすぐ戻す:使う分以外は、すぐに冷凍庫へ。これだけで数ヶ月は美味しさが保てます。
これだけ守れば、お家でも驚くほど新鮮な一杯が楽しめます。ぜひ今日から試してみてくださいね。
Q
なぜコーヒー豆の保存は冷蔵庫NGなのですか?
A
コーヒー豆を冷蔵庫に入れないほうがいい「3つの理由をお伝えします。
1. 冷蔵庫の「ニオイ」を吸ってしまう
コーヒー豆は「消臭剤」と同じくらいニオイを吸い取る力が強いです。そのまま入れると、翌日には「庫内のおかずのニオイがするコーヒー」になってしまいます。
2. 「結露」で味が抜けてしまう
冷えた豆を外に出すと、温度差で表面に水滴(結露)がつきます。この水分が、コーヒーの大切な香りや旨みを一気に奪って、劣化を早めてしまいます。
3. 「冬眠」して味が育たない
焙煎したての豆は、少し常温で置いておくことで味が丸くなり、美味しくなる「熟成」の期間があります。通称エイジングと呼ばれます。
冷蔵庫に入れると豆が冬眠状態になり、その美味しさの変化が止まってしまいます。
💡保存方法アドバイス
2週間くらいで飲み切れる量なら、直射日光の当たらない涼しい場所で、空気を抜いて保存するのが一番です。
Q
コーヒーの挽き方で味わいは変わりますか?
A
味を左右する一番のポイントなので、難しい理屈は抜きにして、**『お湯に触れる面積』と『お湯が通り過ぎるスピード』**が変わると覚えておいてください。
3つのポイントにまとめます。
1. 「細かく」挽く
パンチのある味に。
粉を細かくすると、お湯に触れる面が増えて、成分がいっぱい出ます。
味: 苦味やコクがしっかり出て、飲みごたえのある味になります。
2. 「粗く」挽く
スッキリした味に。
粉を大きくすると、お湯がサラッと通り抜けて、雑味が出にくくなります。
味: 酸味や香りが引き立ち、クリアで軽い飲み心地になります。
3. 「ちょうどいい」を見つけるコツ
まずは**グラニュー糖くらいの大きさ(中細挽き)**から試してみてください。
苦すぎたら: 次は少しだけ「粗く」してみる。
薄すぎたら: 次は少しだけ「細かく」してみる。
コーヒーを長年続けていても毎日が新しい発見の連続です。正解はありませんから、その日の気分や、豆によってお好みの味わいの挽き目を楽しんで見つけてみてください。
Q
コーヒーを淹れる時に気をつける事はありますか?
A
ご家庭でも美味しく淹れるための『これだけは!』というコツを3つに絞ってお伝えします。
1. お湯は「グラグラ」を避ける
沸騰したてのアツアツなお湯をそのまま注ぐと、苦味やエグみが強く出てしまいます。
火を止めてから、一呼吸。**少し落ち着いた温度(90度くらい)**で淹れるのが、甘みを引き出す秘訣です。
2. 最初の「30秒」を待つ
粉全体にお湯をさっと含ませたら、まずは30秒じっと我慢してみてください。これが「蒸らし」です。豆がリラックスして、美味しい成分を出す準備を整えてくれます。
3. 最後まで欲張らない
ドリッパーに溜まったお湯が全部落ちきるまで待たなくて大丈夫です。美味しいところだけを抽出して、最後のエグみが出る前にサッと外す。 これだけで、後味が驚くほどスッキリします。
コーヒーを淹れる時間は、自分を整える時間でもあります。難しく考えすぎず、まずは香りを楽しみながら、ゆっくりお湯を落としてみてください。
Q
1人分、2人分はどのくらいの量のコーヒー豆を使いますか?
A
初めての方でもおうちで美味しく淹れられる、豆の量の目安をお伝えします。
1人分・2人分の目安
基本は**「1杯(140ml)につき、10g〜12g」
1人分:12g(少し多めに入れると味が安定します)
2人分:20g(2倍より少し少なめ。これだけでバランスが良くなります)
💡ワンポイント・アドバイス
**「粉の厚み」**
1人分を淹れる時は、ドリッパーの中で粉が薄く広がってしまい、お湯がすぐに通り抜けて味が薄くなりがちです。ですので、1人分の時こそ少しだけ贅沢に豆を使うのが、美味しく淹れるコツです。
逆に2人分、3人分と増える時は、粉の層が厚くなってお湯がじっくり留まるので、1人あたりの量は少し減らしても(2人で20g、3人で30gなど)しっかりとした味が出てくれます。
まずはこの分量で試してみて、苦いなと感じたら次は少し豆を減らす、という風に自分好みの「黄金比」を見つけてみてください。
コーヒー豆ご購入のお客様には、当店の推奨レシピをお付けいたします。
Q
焙煎の仕方でコーヒーの味わいはどう変わるのですか?
A
長年この仕事をしていても、いまだに奥が深いなと感じる面白い部分です。
わかりやすく、要点を3つに絞ってお話しします。
1. 焙煎は「酸味」から「苦味」へ。
生豆はもともと「酸っぱさ」を持っています。火を長く通せば通すほど、その酸味が消えて、代わりにコーヒーらしい「苦味」が生まれてきます。
浅煎り: フルーツのような酸味が主役。
中煎り: 酸味と苦味のバランス型
深煎り: 苦味とコク、香ばしさが主役。
2. 「豆の個性」か「火の個性」か
浅く焼くほど、その豆が育った土地の味(ベリー系、ナッツ系など)がダイレクトに伝わります。
深く焼くほど、焙煎士が作り出す「火の香ばしさ」や「カラメル感」が強くなります。
3. 【プロの視点】味を左右する「中間の時間」
ただ焼くだけでなく、実は**「色の変わり目(150°C〜180°C付近)」をどれだけ丁寧に過ごすかで味が決まります。
ここでじっくり熱を伝えることで、豆の中の糖分がキャラメルのような「甘味」に変わるんです。焦がさず、芯まで火を通す。この「メイラード反応」のコントロール**が、一番神経を使うプロのテクニックです。
Q
お店によって焙煎度合いの基準が違うのがややこしいのですが。。
A
「お店によって基準が違う」というお悩みをスッキリさせるためのポイントを2つに絞ってお伝えします。
1. 「名前」ではなく「色」を見る
焙煎度合いの呼び方は、実は料理の「塩加減」と同じで、お店のさじ加減ひとつなんです。
コツ: 表記が「中煎り」でも、豆が**「10円玉」のような明るい茶色なら酸味寄り、「ビターチョコ」のような濃い茶色**なら苦味寄りだと判断してください。
2. 「テカり」は深さのサイン
豆の表面に油が浮いてツヤツヤしていたら、それは呼び名に関わらず「深煎り(コク・苦味重視)」の証拠です。逆にマットでカサカサしているものは「浅め(香り・酸味重視)」と見分けられます。
当店でも、お客様の「いつもの好み」を伺いながら、その日の豆の状態に合わせて一番美味しいところをご提案しています。
Q
コーヒーを淹れる時の温度の目安はありますか?
A
コーヒーは、お湯の温度だけで驚くほど味が変わります。
基本は**『苦味は高温、酸味は低温』**で引き立ちます。
シャキッとしたい時は90℃。
リラックスしたい時は85℃と使い分けるだけで、一杯の表情が変わって面白いです。
さらに豆の**『焙煎度(色)』**に合わせると、もっと美味しくなります。
浅煎り(茶色):92℃前後。
豆が硬いので、高温でフルーティーな個性を引き出します。
中煎り:90℃前後。
酸味と苦味の黄金バランスが楽しめます。
深煎り(こげ茶色〜黒色):83℃前後。
焦げたような苦味を抑え、チョコのような甘みを引き出します。
💡温度計がない時の裏技
『器の移し替え』。
沸騰したお湯を別の容器に一度移すだけで約5℃下がります。
1回移せば浅煎り用
1分待てば中煎り用
2回移せば深煎り用
ぜひ、豆の顔色を見て温度を操ってみてくださいね。
Q
コーヒーの器具でどの様に味が変わりますか?
A
道具ひとつで『表情』がガラッと変わります。
1. フィルターは「服」のようなもの
一番の違いは、コーヒーの「オイル(油分)」をどれだけ通すかです。
ペーパー: 油分を吸い取るので、「スッキリ・クリア」。酸味や香りを綺麗に楽しみたい時に。
金属・ネル: 油分をそのまま通すので、「トロッと濃厚」。豆の甘みやコクをダイレクトに感じたい時に。
2. 形で決まる「お湯のスピード」
ドリッパーの形は、お湯が通り抜ける「速さ」をコントロールしています。
円錐形: お湯がスッと抜けるので、雑味が出る前に**「フルーティーな旨味」**だけを抜き取れます。
台形: お湯が少し溜まるので、じっくり成分が出て**「マイルドで落ち着いた味」**になります。
「難しく考えず、まずは『今日はスッキリ飲みたいからペーパーにしようかな』くらいの感覚で選んでみてください。
Q
コーヒー器具が多すぎて何が良いか迷っています
A
世に出ているコーヒードリッパーやサーバーなど、とても機能的なものから、おしゃれなものまで幅広く存在いたします。
どの器具もたくさんのメリットがあり、味の違いもあります。
特にここでは代表的な①ハリオV60 ②メリタ ③カリタウエーブ の3つの紙FILTERを使用した味の違いを簡単に以下で説明できればと思います。
Q
①ハリオV60の特徴
A
①ハリオV60
円錐形フィルターの代表的な存在で、一般量販店にも幅広く流通しております。すぐ購入できるのは魅力の一つ。
味わい的にとてもきれいにスッキリとした香り高いコーヒーが出来上がるのが特徴です。
浅煎りのコーヒー豆を香り高く飲むのにとても適しているドリッパーになります。
もちろん深煎りでも注ぐスピードをゆっくりと注げば甘味やコクを引き出せます。
つまり、お湯の注ぐスピードで味わいをマニュアル的に変化できるとても優れたドリッパーです。
Q
②メリタの特徴
A
②メリタ
楕円形フィルターの昔からある伝統的なドリッパーです。誰もが一度目にしたことがある桶型の形の紙FILTERを使用します。
これも量販店に流通しているのでとても購入しやすいです。
味わい的にとてもコク深く、重厚感のある味わいに仕上がります。またお湯の注ぐスピードに対して、抽出される液体のスピードが比例しません。
つまり抽出スピードに変化がないため味の安定性にとても優れております。
Q
③カリタウェーブ
A
当店でも推奨しているドリッパーになります。
ギザギザの形がとても目を引く面白い形のドリッパーです。
PS.( ORIGAMIドリッパー : ハリオv60でも、カリタウェーブでも両方対応できる優れたものも販売されています。)
インターネットや、大手量販店で購入は可能です。
味わい的に、香り高く、コク深い甘みのある味わいを引き出せます。また注ぐスピードと抽出スピードがそこまで比例しないので、味の安定性にも優れています。
Q
金属メッシュフィルターはどのような特徴がありますか?
A
金属メッシュフィルターも各社からいろんな種類が販売されています。
一般的に金属のフィルターで抽出するのは、紙FILTERに比べ、コーヒーの抽出時における油分も一緒に抽出されるのと、複雑な甘みを引き出す微粉もとてもバランスよく抽出されるため、コーヒー本来のフルーツのような甘みや香り、紙FILTERに比べよりワイルドに感じやすい味わいに仕上がります。
紙FILTERと違い、洗って何回でも使用できる点や、抽出時におけるコーヒー豆の化学変化が最小限に抑えられるのも特徴です。
主にインターネットでの購入が可能です。
Q
プラスチックや陶器のドリッパーの差はありますか?
A
基本味に関しては、そこまで大きな差はなく、抽出行程による味の差の方が大きく作用します。
では、どの様な違いがあるのか。以下でご説明します。
Q
①、プラスチックドリッパー
A
プラスチックドリッパーは、とても使いやすく初心者向けと言われています。
透明なので、お湯の流れる様が見れたり、また非常にコストパフォーマンスに優れており、流通販路も幅広くとても手に入りやすいです。
ただ、陶器と比べて劣化のスピードが早いため、買い換える必要性も出てきます。
Q
②、陶器ドリッパー
A
陶器ドリッパーは、重厚感のある見た目と、プラスチックドリッパーに比べコーヒー抽出時のお湯による経年劣化が起こりにくく耐久性が高いです。
※ コーヒー抽出時にはドリッパー自体をしっかり温めて使用するのがポイントです。
Q
補足:ステンレスドリッパー
A
ハリオV60やカリタウェーブなどのドリッパーから発売されているステンレス製のドリッパー。
熱伝導率がとてもよく、コーヒー抽出時における熱反応による変化が最小限に抑えられるためとても抽出効率に優れているものになります。
プラスチックなどのドリッパーに比べコストは高めです。
Q
お問い合わせ先
A
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メールでのお問い合わせ
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